矯正装置には、沢山の様々な種類の装置があります。それぞれに特徴があり、どんな風に組み合わせて治療を進めていくのが最も良いのか、というのは、患者さんのケースによって違います。

それは精密な検査をもとに診断を行い、しっかりとした治療計画を立てることで、的確に選んでいくことが出来ます。

以下には当院でも使用する、代表的な装置をいくつかご紹介します。

床矯正

取り外しの出来る装置です。部分的に歯を動かしたり、歯列を拡大したりします。食事の時や歯磨きの時ははずし、それ以外の時間はしっかり装着します。就寝時だけの使用の場合もあります。

床矯正装置

リンガルアーチ、クワドヘリックス

歯の裏側につける、固定式の装置です。前歯や奥歯のコントロール、歯列拡大をはかります。自分での取り外しがないので、つけ忘れることがありません。裏側に付いているので、他人からは見えません。

リンガルアーチの図

唇側ワイヤー矯正

一番主流の、確立された矯正方法です。歯の表側に固定して歯を動かします。3次元的な細かい歯の移動や傾斜、トルクをコントロールすることが可能です。当院では、審美性の高い白い装置をお子様にも大人の方にも使用いたします。また、ワイヤーは通常は金属ワイヤーを使用していますが、ご希望により白いワイヤーも使用することが可能です。

透明な矯正装置の図

マウスピース矯正

透明で取り外しの出来るマウスピース型の矯正装置です。インビザライン、アソアライナーなどがあり、見た目にはほとんど矯正していることがわからず、歯磨きも容易に行えます。一日22時間以上装着し、2週間ごとに新しい分に交換して歯並びを完成させます。

マウスピース矯正装置の図
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